この時期、キャンディの観光の目玉は何と言ってもペラヘラでしょう。
キャンディのペラヘラ祭り。
8月の新月の日から満月の日にかけて毎夜行われるパレードで、
街中を練り歩く仏歯を載せた象の群れとそれを色取る派手な電飾は、
スリランカ旅行のハイライトとも言われます。
なんだかペラヘラって名前なので、
初見の人にはふざけた感じに聞こえるかも知れませんが、
実はとても歴史が深くて現地の人の思い入れも大きい祭りのようです。
僕もキャンディ近郊に住んでいるので、このイベントはマストだなーって考えています。
ところでこのお祭り、新月から満月にかけての約15日間、3段階に分けて徐々に規模を大きくしていくのですが、特に象の行進が始まる2段階目以降になると、街の中心部はかなりの人混みになります。
そのため安全にみるために旅行者などは事前にシートを予約するなどの手配が必須。
日本でいえば夏の花火大会みたいな感じかな。つまり計画性が求められるのです。
自分はといえば、祭りが始まる一週間ほど前から同期隊員とキャンディ旅行の計画を立てたものの、
人数不足によりキャンセル(その後ラトゥナプラの宝石発掘ツアーに変更になったのだが、その詳細は後日)
そしてキャンディに遊びに来た他隊員との食事会の時に見る流れを考えたものの食事会がメインだったため時間不足でキャンセル。
アイヨーv(@A@)v
こうなったらホストファミリーに頼んでみるしかない。
「ペラヘラを見に行きたいんだけど・・・」
「めんどくさい。うちはTVで見る。」
アイヨー\(@Α@)/
その後人混みのなかで象を見ることについての危険性(主にスリと事故)を力説され、
一番安全なのはテレビで見ることだとか、仏歯が見たければペラヘラ終わったら連れていくだとか
そんな感じの話になってしまって終了。
曰く「テレビのほうが良く見れる」…ってそういう問題かっ!!
これを書いている今から数えて、週末のラトゥナプラツアーを考慮すると実質あと3日間のチャンスしかない。
もしも見るチャンスが得られれば、生の感想をお伝えする予定です。
なにもなければ、来年にご期待ください。
2010/08/22
2010/08/15
#7 : ストライキがありました。
といってもボクシングの試合ではありません。
ストライキのようなものです。
これは配属先による県議員さんか何かへの抗議活動らしく、 全国規模(県だけかも)でかなり大がかりにやっていて、 テレビニュースでも大きく取り上げられていました。
オフィスの人たちは全員その抗議活動に行ってしまったので、 僕はといえば自分のカメラでそれの撮影係に徹していました。 相変わらず村落開発っぽい仕事は一向に始められません。
ちなみにオフィスのあるタラートオヤという町はとても小さいのですが、
それでも僕の顔はまだよく知られていないようで、外国のメディアが取材に来たみたいに勘違いした人もいたようです。デジカメで撮影してただけなんですけど、オフィス帰って「NHKヘーワーヘタ支局の○○です」って言ったら大ウケ。相変わらず笑いの沸点が低くて助かる。
職場に戻ったら、撮ったムービーをテレビ局に送るからCDに焼いてくれと頼まれました。
コンピュータで動画を流すとみんな大喜び。
ドラえもんが四次元ポケットからアイテムを出したときの気持ちがよくわかります。
ただしブレまくりなのでテレビ局に送っても絶対採用されないと思う・・・
まあこんな感じの日々ですが、とにかく「四次元ポケットさえあればドラえもんなんていらないぞ」とか言われないように頑張ります。
最近機械ばっかりに頼り過ぎていると思うので。
2010/08/07
#6 : バラまきたいのは山々だけど
配属先に赴任になり、ようやく活動開始…といきたいところですが、カウンターパートが忙しく、いきなりほぼ一週間ほったらかし状態。
てか仕事中に出かけるぞ的な雰囲気になって、ついていったら葬式だったなんて展開もありました。
他はちょっとだけミーティングやって、あとはお茶するだけのそんなオフィスアワーの繰り返しです。
まあお茶しながら話していても、ほとんど「何しに来たの??」って感じで、
「勉強しにきたんだっけ」「奨学金もらってるの?」といった質問がほとんど。
外国人なんて珍しいから興味持ってもらえるだけで良いんだけども。
なかでも一番答えにくい質問が「お金のこと」と「仕事のこと」。
この二つは誤解されると後々のダメージが大きそうで、とてもセンシティブ。
でもみんな必ず聞いてくるんですよ。お金のこともズバリと聞いてきます。
語学力が拙いこともあって最初は変な期待をされないようにはぐらかしていたんだけど
段々この手の質問が増えてきて、やっぱりこれはキチンと説明しとかないとなーと思った。
こんな時にうまい説明=即ち自分に不利な要素をすべて隠しつつ正しい説明をすることができる人は羨ましい。
自分の場合は「この地域のコミュニティ開発を手伝いに来ていて、地域産品を生かしたプロダクトデザインをやりたいんです」って説明したけど、伝えたら伝えたで、こんな話になってしまう。
「よし、おれに良い考えがある。ここにトマトソース工場を作ってそれを売ってくれ。」
「その場合、工場を作るのにすごい費用がかかりますが…」
「いや、かからないよ。日本の企業が作ってくれればタダだ。」
「いや、そういうのとは少し違うんですよ。」
「じゃあお前はなにをしにきたんだ」(繰り返し)
必ず注意しないといけないんだけど、
「日本人がくる」=「金がもらえる」という夢の方程式が村レベルの地域ではかなり強い。
自分にそんな莫大な資産&権力はないんだってことを、念を押して言っておかないと、
その意識の差が後々の活動にダイレクトに影響してくるんだろうと思う。
この反応に関してはある程度想定の範囲って感じですが、
今後は予期せぬ反応がたくさん出てくるだろうし、その時の答えというのはかなり重要。
どんな仕事もそうだろうけど、活動初期はなにをやっていいかわからなくて
その癖にいろんな影響を及ぼしそうな気がするので要チェック。
色んなところに地雷が埋まってそうな気がするので、まさに手探り状態ってところですね。
2010/08/01
#5 : Free as a bird
ホームステイのプログラムや現地語学訓練などを経て、 ようやく任地キャンディへ派遣となりました。
なんとかここまでやってこれた…という無意味すぎる安心感もつかの間、ほんとうに厳しいのはこれからです。
いつのまにかカラスの餌になってないように気をつけます。
僕の任地は、スリランカでもコロンボに次ぐ第2の都市・キャンディ
…からバスで1時間ほど山道を走ったところにある山間の町、パータ・ヘーワー・ヘタ。
どうやらインターネット微妙、買い物不便、気候は涼しめ、景色は良好、といった感じの地域です。
一方近郊の街キャンディはスリランカを代表する古都で、
日本でいうところの京都みたいな位置づけの都市。
仏教色が強く観光スポットの目玉・仏歯寺やペラヘラ祭があるところ。
ガイドブックにも必ず載っているから興味のある人は調べてみてね。
キャンディの中心部はそんな感じで結構栄えてるんだけど、
自分はこれからキャンディ県パータ・ヘーワー・ヘタという村で、
コミュニティ開発の方法を探っていくことになります。
具体的な活動は追々にして書いていこうと思いますが、
小リスク小リターンでも何かしらの形になるものを示して、
まずはここの人に自分のやることを理解してもらうことが目標です。
聞けば山の方に行くにはバスで2時間くらいかかるらしいですが、
鳥のようなフットワークで動き回れたら、いいなーと思います。
そしてカラスの餌にならないように気をつけます。
2010/07/19
#4 : スバ・ウパンディナヤック
今日はなんと自分の25回目の誕生日。
少し前までは、こんな場所でこの日を迎えることなんて想像もできなかったので、ついつい物思いに浸ってしまいそうです。
ランカでの誕生日の祝い方は、日本と少し違っています。
誕生日の人がケーキを買って、日ごろお世話になっている人に食べさせてあげるらしい。
ランカ人の奉仕精神ここに極まれりです。
いまは日本人と一緒にいるので普通に祝ってもらったけど、
来年はランカ・スタイルにどっぷりつかって祝うことになるでしょう。
四半世紀も生きてきて、自分はあまり人生経験の豊富なタイプではないけれど、
それでも巡りめぐってここまできたんだなぁーと思うと、なんだかホロスコープの書かれた巻き紙の上を生きている気分。
そういえば以前、同期隊員の手相占い師に手相を見てもらったんですが、
どうやら僕の手は線が薄すぎてピーターパンレベルらしい。
ふとスラダンを読み返していたら、小暮先輩に「大人になれよ」と言われました。
頑張ります。
2010/07/06
#3 : バスに乗ってみる
私が今住んでいる場所から事務所までは
毎日バスで小1時間ほど通う必要があるのですが、
その際に1回だけ乗換え箇所があります。
これがなかなか厄介で、
駅の名前や周りの景色など
土地勘がないと降りる駅を見逃してしまうことに…
スリランカではバスは庶民の足として、かなりの需要を持っているようです。
特にコロンボは日本で言えば首都圏の電車と同じくらい人が込み合っている状態です。
ただあまりに庶民的過ぎるのか、
駅名が表示されるわけでもちゃんとアナウンスされるわけでもないので、
自分で外の景色を見ながら降りる駅を判断することが基本のようです。
これが部外者にはかなり難しいため、
最初のほうは車掌さんに「ここに着いたら教えて」と頼んでおくほうが無難。
というかそうしないとまず降りられないような気がします。
バスのなかは人混みですごい熱気なので、
みんな無表情で若干怖いですが、頼めば意外に(?)親切な対応をしてくれたりします。
バスの車掌さんは、スリランカ滞在10日間で見た感じでは、
いまのところ最も頑張って働いている人たちだと思います。
2010/07/01
#2 : コロンボホームステイ
スリランカJOCV事務所では現地訓練の一環として、
コロンボ周辺でのホームステイプログラムを実施しています。
スリランカでホームステイを受け入れられる家庭となると、
ある程度裕福な家に限定されるはずなので、
実際のランカ・スタンダードには程遠いのかもしれませんが、
まずは足慣らしといった形です。
(まあ現実的には足慣らしで一杯一杯です)
ちなみに私がお世話になる家庭は、
バーガー人(オランダ系)の青年実業家の家になりました。
奥さんはシンハラ人で、以前日本に留学していた経験があるそうです。
子供は8歳と11歳の男の子、どちらもサッカーとクリケット狂(笑)
おかげさまでW杯はほとんどリアルタイムで見ることができました。
スリランカは多民族が混在して生活している国で、
基本的には多数派で7割方を占めるシンハラ人と
3割程度を占めるタミル人に大別されます。
それにムーア人やバーガー人など、
歴史的背景にルーツを持つ人たちも多く生活しています。
内陸部は植民地支配の影響が遅かったためか、
原住民や生粋のシンハラ人・タミル人が多くいるそうですが、
現在私が住んでいるコロンボ周辺は海辺の町として植民地化され発展してきた経緯があるため、様々な人種が混在し、とてもエネルギッシュな町になっています。
私はシンハラ語の勉強も兼ねてホームステイをしているはずなんですが、
この家族はそういった背景もあって日常会話は全て英語(!)
もちろん8歳の子供も流暢な英語をしゃべるため、
あまり英語が上手くない自分は(気分的に)かなり残念な立場に置かれています。
植民地化の影響をモロに受けたコロンボは、
どうやらスリランカでもかなり異質な文化ミクスチャーの地。
カルチャーショックを受ける以前に、
ここのカルチャーを特定できずにいる自分に気付きます。
コロンボ周辺でのホームステイプログラムを実施しています。
スリランカでホームステイを受け入れられる家庭となると、
ある程度裕福な家に限定されるはずなので、
実際のランカ・スタンダードには程遠いのかもしれませんが、
まずは足慣らしといった形です。
(まあ現実的には足慣らしで一杯一杯です)
ちなみに私がお世話になる家庭は、
バーガー人(オランダ系)の青年実業家の家になりました。
奥さんはシンハラ人で、以前日本に留学していた経験があるそうです。
子供は8歳と11歳の男の子、どちらもサッカーとクリケット狂(笑)
おかげさまでW杯はほとんどリアルタイムで見ることができました。
スリランカは多民族が混在して生活している国で、
基本的には多数派で7割方を占めるシンハラ人と
3割程度を占めるタミル人に大別されます。
それにムーア人やバーガー人など、
歴史的背景にルーツを持つ人たちも多く生活しています。
内陸部は植民地支配の影響が遅かったためか、
原住民や生粋のシンハラ人・タミル人が多くいるそうですが、
現在私が住んでいるコロンボ周辺は海辺の町として植民地化され発展してきた経緯があるため、様々な人種が混在し、とてもエネルギッシュな町になっています。
私はシンハラ語の勉強も兼ねてホームステイをしているはずなんですが、
この家族はそういった背景もあって日常会話は全て英語(!)
もちろん8歳の子供も流暢な英語をしゃべるため、
あまり英語が上手くない自分は(気分的に)かなり残念な立場に置かれています。
植民地化の影響をモロに受けたコロンボは、
どうやらスリランカでもかなり異質な文化ミクスチャーの地。
カルチャーショックを受ける以前に、
ここのカルチャーを特定できずにいる自分に気付きます。
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