2011/05/14

MPが足りない。

ここ一週間くらい食欲がなくて、体の調子も微妙。
ていうか完全に夏バテの症状です。プラス食当り。
あと一年続く夏。ああ、お腹壊すくらいかき氷が食べたい。


さて赴任してきて早10ヶ月。いや、まだ10ヶ月。
ここまでくると、生活に慣れてしまって日々の新鮮味というのが薄れてくる。
いわゆる「観光期」的な状態から倦怠期に突入したみたいですね。

こんな時期だからか、仲間内で話しているとグチみたいのがとても多くなってくる。
「活動うまくいかねー」とか「日本帰りたい・・」とか。そんな話が大半。

協力隊ではほとんどの人がこういう時期を経験するらしいけど。。
結婚後の倦怠期みたいなものかな~。まあ結婚したことないけどな。

でもそういう話を間違って他のタイミングで来た人とかに話してしまうと、
そういう波を乗り越えた人だったり、経験してない人も多いわけで、
「そんなに嫌なら帰っちゃえば?」とかシレっと言われてしまうんです。
そりゃ新婚さんに離婚の相談したら睨まれるもんな~。まあしたことないけどな。

最近は日本も大変な状況だし、西アフリカでは情勢悪化のため帰国を余議なくされた仲間がいたりと、確かにきちんと任期を全うできるだけでもありがたいことだとは思う。
贅沢に帰りてーだのなんだのグチ垂れているのを聞いてイラっとする人がいるのはもっともな話。
たまに自分でも反省することはある。

しかし今回は敢えて、そういう真面目な人たちに向けてガツンと自己弁護を繰り広げたい。
自分が「やってらんねー」とか「めんどくせー」とか言ってるのは、
RPGをガッツリとプレーしながらゲームシナリオに文句を付けているゲーマーのようなものだと。


例えるならいまはちょうど物語の中盤に差し掛かったあたりである。
ゲームのシステムには慣れたが、敵も強くなってきて、その辺の草原やらダンジョンでレベル上げに勤しまなければならない・・そんな「ダルさ」。
いままで流れに乗るだけだったシナリオが突然途切れ、次のステージはどこに行ったらいいのかわからないのでフィールドを無駄に駆け回るしかない・・そんな「ダルさ」。
RPGをやったことのある人なら、そこでゲームを止める人なんて殆どいないということを理解してもらえるだろうか。
なぜなら、「やってらんねー」とか「なんてめんどいことやらせんだよー」とか言ってる状態⇒「ハマりつつある」状態だからだ。
これがエンディングまで全部終わった時点で「クソゲー」のままだったら問題ありだが、
ゲーム中盤でのグチはむしろ「こんだけ苦労してんだから絶対ラスボス凹ってやるぜー」くらいの意気込みだと判断してほしい。ていうかそのくらいテンションの変化があるゲームじゃないと、後々の記憶に残ったりはしない。人生もまた然り。

実際に活動をしていても、最近は成果がなかなか上がらないし、路頭に迷ってしまうことだらけである。無駄に時間だけ浪費してしまってるような焦り。ただその中で次のアクションへのヒントでも見つかれば、また自分もレベルアップしていけるかもしれない。それがこの世界だと思う。願わくばクリアした後も長く記憶に残るようなシナリオであってほしい。


しかし問題は実際帰り際にボコりたい奴=ラスボス候補が多すぎるということだな。
ゲーム画面にキレながらプレーしていた日々が懐かしい。