今日はバレンタインデーでしたね。
仏教国のスリランカでも日本と同じように盛り上がっていました。
キャンディ・シティ・センター(通称KCC)というショッピングモールでは
バレンタイン特設コーナーという非常に近づきにくい聖域が設置され、
まあラジオとかもうバレンタイン一色という。
クリスマスを全く祝う雰囲気なかったのに、
バレンタインで盛り上がってるのは不思議な感じです。
それどころか、日本みたいにチョコをあげる習慣もあってビックリ。
逆に日本と違うところはといえば、女性から男性へではなく、
普通に恋人同士がイチャイチャカラナワーする日ということみたい。
もうね、目に毒ですよ。
聞いていた以上にここは恋愛に対してオープンな感じで、
若者の多いキャンディの町中にいくとドイツもこいつもイチャイチャカラナワー
まあ町の名前がキャンディだからね。
って何言ってるんでしょうねおれは。
もう毒も毒ですよ。
チョコレート中毒。
なんだかイライラしたので、
とりあえず誰かおれにチョコくれないかなーと、
手あたり次第村の女性に言ってみたんだけど誰もくれませんでした。
That’sチョコ食系男子。
ビターな後味だけが残りました。
2011/02/15
2011/01/24
NEETと書いて自宅警備員と読む
村のいい大人と話していると、
10人中6,7人は私達を日本に連れて行ってくれといってくる。
冗談なら別に「ああOK。おれのジェット機でみんな連れてくぜ!!」的な冗談で返すし、
冗談混じりなら「持ち物制限30kgまでだから頑張ってダイエットしてね。」とかで返す。
しかし目がマジで何度冗談を返しても言いすがってくる輩もいる。これをモンスタースリランカン、略してモヒカンという。
(この時点で読むのを止めた人が何人いるだろう。。)
なんでも、ここの田舎の人は日本=仕事があって大金が手に入る国という超短絡的なイメージをもっていて、曰くスリランカは仕事がないから日本の職場を紹介してほしいとのこと。
そんなとき心のうちでは「この国で職にありつけぬ貴様らでは日本でまともな職になど付けぬわ!放浪してビザ切れ不法滞在、強制送還、あげく元より貧しくなるだけよ!!」と言ってやりたいが、そこを出来る限り優しく、「あなた日本語しゃべれるの?無理だよね?日本に行けば話せるようになる?じゃあ、話せるようになるまでどうやって食いつなぐの?わからない?あっちは物価高いし言葉話せなきゃなにもできないよ?」とかいちいち紐解いて説明してやらないといけない。いや、そこまで話してもわかりあえないのが普通だ。
こういう人たちの思考回路は、「行けば仕事がある」「職につけばお金が入る」という超絶的短絡さで、自分の能力や後先のこと、スタートとゴールの間にある過程を全く想像できない。なぜ職がないのか、例えば努力して自分磨きして職を見つけようという発想がない。シュートを打てばゴールに入るという思考回路だ。
日本人なら海外で、しかも自国より給料のいい国で働こうと思ったら、まず語学力とか資格を得ようと考えるよね。そういう考えがなく、スリランカでも収入が無いなりになんとか現状を工夫して改善しようともしない人たちが、ただ日本にいけば金が入ると思っていること自体が非常に腹立たしい。日本のリーマンが日々一体どんな気持ちで身を削って働いているか(いやそれが良いことかどうかは別として)そうやって手に入る金で食べ物を買って暮らしてるということが、伝わらないから余計に腹立たしい。こっちは食べ物も豊富で教育費、医療費のほぼ全てが無料だからね。
断っておくと、当然ながら村の人間全てがそういう考えの持ち主じゃない。貧しくて学歴ないような人でも、かなり熱いことをいってのける村人は沢山いる。夢は見れなくとも自分たちの暮らしのなかで少しでも改善できることをやっていこうという考えの持ち主たち。彼らを出来る限り支援していきたいというのが人情。だけど半数近くは冗談抜きに「これ日本に持ってったら売れるべ?」とか「いまの仕事じゃ稼ぎ少ないから日本に行きたい」とかシレっと言ってのける。彼らのドリーミィな思考回路をどうやって組み換えたらいいのか、まあこの国の協力隊員はほぼ皆似たような悩みをもっているんだろう。
てか実際問題、そんな甘い話で斡旋業者に騙されて帰還する人たちの話も絶えないというのに、なぜ「言葉が通じないと仕事とかできなくね?」という単純な疑問さえ持てないんだろうか。知り合いが出稼ぎでイタリアに行っていたとかいう話を良く聞くが、彼らはイタリア語が話せないらしい。まあ話せたら出稼ぎなんてせず旅行ガイドの仕事とかあるもんね。で、どうやって暮らしどういう仕事をしていたのか聞くと、「ハウスキーパー」だと。言葉通じないとハウスキーパーできなくね??と疑問に思うのは、残念ながら自分だけである。セイロンの孤島現象。色んな部分で本当に残念だ。
そんな簡単にイタリアで暮らせる方法があるなら、日本人なんて喜んで斡旋されるよ。という提案を今度してみよう。その話本当なら絶対ビジネスできるよって。リアルに斡旋系の詐欺話が身近でも多くて、それなのになんかオイシイ話ばっかりする人も多くて。。最近は気持ちダークサイド寄りです。
あぁ、段々性悪になっていく自分が怖いわ。フフフ・・
10人中6,7人は私達を日本に連れて行ってくれといってくる。
冗談なら別に「ああOK。おれのジェット機でみんな連れてくぜ!!」的な冗談で返すし、
冗談混じりなら「持ち物制限30kgまでだから頑張ってダイエットしてね。」とかで返す。
しかし目がマジで何度冗談を返しても言いすがってくる輩もいる。これをモンスタースリランカン、略してモヒカンという。
(この時点で読むのを止めた人が何人いるだろう。。)
なんでも、ここの田舎の人は日本=仕事があって大金が手に入る国という超短絡的なイメージをもっていて、曰くスリランカは仕事がないから日本の職場を紹介してほしいとのこと。
そんなとき心のうちでは「この国で職にありつけぬ貴様らでは日本でまともな職になど付けぬわ!放浪してビザ切れ不法滞在、強制送還、あげく元より貧しくなるだけよ!!」と言ってやりたいが、そこを出来る限り優しく、「あなた日本語しゃべれるの?無理だよね?日本に行けば話せるようになる?じゃあ、話せるようになるまでどうやって食いつなぐの?わからない?あっちは物価高いし言葉話せなきゃなにもできないよ?」とかいちいち紐解いて説明してやらないといけない。いや、そこまで話してもわかりあえないのが普通だ。
こういう人たちの思考回路は、「行けば仕事がある」「職につけばお金が入る」という超絶的短絡さで、自分の能力や後先のこと、スタートとゴールの間にある過程を全く想像できない。なぜ職がないのか、例えば努力して自分磨きして職を見つけようという発想がない。シュートを打てばゴールに入るという思考回路だ。
日本人なら海外で、しかも自国より給料のいい国で働こうと思ったら、まず語学力とか資格を得ようと考えるよね。そういう考えがなく、スリランカでも収入が無いなりになんとか現状を工夫して改善しようともしない人たちが、ただ日本にいけば金が入ると思っていること自体が非常に腹立たしい。日本のリーマンが日々一体どんな気持ちで身を削って働いているか(いやそれが良いことかどうかは別として)そうやって手に入る金で食べ物を買って暮らしてるということが、伝わらないから余計に腹立たしい。こっちは食べ物も豊富で教育費、医療費のほぼ全てが無料だからね。
断っておくと、当然ながら村の人間全てがそういう考えの持ち主じゃない。貧しくて学歴ないような人でも、かなり熱いことをいってのける村人は沢山いる。夢は見れなくとも自分たちの暮らしのなかで少しでも改善できることをやっていこうという考えの持ち主たち。彼らを出来る限り支援していきたいというのが人情。だけど半数近くは冗談抜きに「これ日本に持ってったら売れるべ?」とか「いまの仕事じゃ稼ぎ少ないから日本に行きたい」とかシレっと言ってのける。彼らのドリーミィな思考回路をどうやって組み換えたらいいのか、まあこの国の協力隊員はほぼ皆似たような悩みをもっているんだろう。
てか実際問題、そんな甘い話で斡旋業者に騙されて帰還する人たちの話も絶えないというのに、なぜ「言葉が通じないと仕事とかできなくね?」という単純な疑問さえ持てないんだろうか。知り合いが出稼ぎでイタリアに行っていたとかいう話を良く聞くが、彼らはイタリア語が話せないらしい。まあ話せたら出稼ぎなんてせず旅行ガイドの仕事とかあるもんね。で、どうやって暮らしどういう仕事をしていたのか聞くと、「ハウスキーパー」だと。言葉通じないとハウスキーパーできなくね??と疑問に思うのは、残念ながら自分だけである。セイロンの孤島現象。色んな部分で本当に残念だ。
そんな簡単にイタリアで暮らせる方法があるなら、日本人なんて喜んで斡旋されるよ。という提案を今度してみよう。その話本当なら絶対ビジネスできるよって。リアルに斡旋系の詐欺話が身近でも多くて、それなのになんかオイシイ話ばっかりする人も多くて。。最近は気持ちダークサイド寄りです。
あぁ、段々性悪になっていく自分が怖いわ。フフフ・・
2011/01/13
blowin' in the wind
え~と、新年の抱負ですけど。
特にないですね。はい。もう10日も過ぎてるし今更って感じですよね。
まあ敢えて言えば「世界を驚かす」ことかな?
それももう古いですよね。はい、すみません。
元旦はスリーパーダというスリランカの聖なる山で初日の出を見て、
今年はいい年になるといいなーとか思ってたんですけど、
なんかここ数日物凄い大雨で、村でも死者とか出てて、
道路がふさがってフィールド出れなくなったり、
学校とか今週全部休みですよ。いきなり。
自分は家からオフィスまで歩いていけるんでオフィスワークは出来るんだけど、
問題は・・・寒すぎること。気温絶対20度切ってるよこれ。
JICAからの要請書には任地キャンディ 気温28℃~30℃って書いてあったのに
10度以上低いってどういうこと?どこ調べたんすかこの調査員?
明らかに「こんな装備で大丈夫か」「いやダメだ」って感じなんですけど。。
郵送とタウンでゲットした急造の長袖シャツ+ジャージセットを取り揃えたものの、
夜とか寒すぎて何度も目が覚めるし(布団などなく薄いタオルケット一枚だけ)、
朝通勤時は吐く息が白いという。。ああこれが冬なんだねパトラッシュ。。
しかし予想外の寒さ、問題はそれだけではない。
ホームステイをしている自分は普段、朝に水浴びをするよう言われているんだが、
早朝吐く息が白い中、寝起き、しかも水シャワー。。さすがに無理です。絶対風邪ひきます。
そのためステイ先の人に夕方以降に浴びさせてもらえないか相談したところ、
「やめておけ、絶対風邪ひくぞ!!」
ってどっちにしても朝浴びたらひくわ!!!
なんかねー、話変わるけど一応村の家のなかでは珍しくシャワーがあって、
しかもそこにはホットウォーター用のボタンもあって、つまり結構良い家なんですよ。
だから一ヶ月の家賃も食事代込みで、だいたい1万ルピー。
これはこっちの若い人の1ヶ月分の給料と同じくらいなんですよ実際。良い額だよね。
それでね、ホットシャワーまであるなら確かにまあいいじゃんってとこですが・・
このホットシャワー、スイッチ押して10分浴びたうち20秒温水が出れば上出来という
正に魔法のシャワーなんですよこれが!!IT'S FANTASY!!
この家がなんと1ヶ月1部屋1万ルピー!!!
・・・高ぇよ、絶対。
激論の末、なんとか夕方に浴びさせてもらえることになりましたが、
ここの調査をやってくれた人に軽い殺意を覚えます。
年明け早々、雨によりテンションがおかしいですが、
今年は日本も随分と寒いみたいですね。
それに比べたら20℃とか最高の天気ですよね。
そう思って乗り切ります。
今年もプラス思考 with tears の精神を忘れずに頑張ります。
しかしたぶん風邪はひく。アディオス。
特にないですね。はい。もう10日も過ぎてるし今更って感じですよね。
まあ敢えて言えば「世界を驚かす」ことかな?
それももう古いですよね。はい、すみません。
元旦はスリーパーダというスリランカの聖なる山で初日の出を見て、
今年はいい年になるといいなーとか思ってたんですけど、
なんかここ数日物凄い大雨で、村でも死者とか出てて、
道路がふさがってフィールド出れなくなったり、
学校とか今週全部休みですよ。いきなり。
自分は家からオフィスまで歩いていけるんでオフィスワークは出来るんだけど、
問題は・・・寒すぎること。気温絶対20度切ってるよこれ。
JICAからの要請書には任地キャンディ 気温28℃~30℃って書いてあったのに
10度以上低いってどういうこと?どこ調べたんすかこの調査員?
明らかに「こんな装備で大丈夫か」「いやダメだ」って感じなんですけど。。
郵送とタウンでゲットした急造の長袖シャツ+ジャージセットを取り揃えたものの、
夜とか寒すぎて何度も目が覚めるし(布団などなく薄いタオルケット一枚だけ)、
朝通勤時は吐く息が白いという。。ああこれが冬なんだねパトラッシュ。。
しかし予想外の寒さ、問題はそれだけではない。
ホームステイをしている自分は普段、朝に水浴びをするよう言われているんだが、
早朝吐く息が白い中、寝起き、しかも水シャワー。。さすがに無理です。絶対風邪ひきます。
そのためステイ先の人に夕方以降に浴びさせてもらえないか相談したところ、
「やめておけ、絶対風邪ひくぞ!!」
ってどっちにしても朝浴びたらひくわ!!!
なんかねー、話変わるけど一応村の家のなかでは珍しくシャワーがあって、
しかもそこにはホットウォーター用のボタンもあって、つまり結構良い家なんですよ。
だから一ヶ月の家賃も食事代込みで、だいたい1万ルピー。
これはこっちの若い人の1ヶ月分の給料と同じくらいなんですよ実際。良い額だよね。
それでね、ホットシャワーまであるなら確かにまあいいじゃんってとこですが・・
このホットシャワー、スイッチ押して10分浴びたうち20秒温水が出れば上出来という
正に魔法のシャワーなんですよこれが!!IT'S FANTASY!!
この家がなんと1ヶ月1部屋1万ルピー!!!
・・・高ぇよ、絶対。
激論の末、なんとか夕方に浴びさせてもらえることになりましたが、
ここの調査をやってくれた人に軽い殺意を覚えます。
年明け早々、雨によりテンションがおかしいですが、
今年は日本も随分と寒いみたいですね。
それに比べたら20℃とか最高の天気ですよね。
そう思って乗り切ります。
今年もプラス思考 with tears の精神を忘れずに頑張ります。
しかしたぶん風邪はひく。アディオス。
2010/12/28
Atara Maga di..
しばらく更新を途絶えていましたが、もう着任後6ヶ月が経過してしまった。。
配属先からも「成果は?」「どうすんの?」といった声が増えてきて、
反面なにも形ある行動が出来ていないことに、焦りを感じないでもない。
しかしこの国にいると、季節感というものが全くなくて困る。
気温がほとんど変わらないだけでなく(最近ちょっと寒いけど・・)、
クリスマスも正月も普段と何一つ変わらないというから調子狂うわ。
クリスマスとかわざわざコロンボ上がって日本人だけでパーティやったからね。
正月もスリーパーダ(スリランカの富士山的な山)登って初日の出見る予定だからね。
日本にいたときは「なにがクリスマスだよ、へへっ」とか思ってたんだけど、
リアルにみんながシカト状態だと無性に寂しくなるもんですね。不覚。。
しばらく更新していなかったのは、書くのがめんどくさかったのと、
どうせ誰も見てないだろうという開き直りと、ネット回線が遅くてやっぱりめんどくさかったから。
出来れば写真とかたくさん載せて華やかなブログにしたいんだけど、
どうにも写真のアップロードとか時間がかかりすぎて・・ゆえに地味~なブログになってしまう。
まあ気が向いたら初日の出の画像くらいはアップしようかな。。
あと2010年総括とか、新年の抱負とか。
配属先からも「成果は?」「どうすんの?」といった声が増えてきて、
反面なにも形ある行動が出来ていないことに、焦りを感じないでもない。
しかしこの国にいると、季節感というものが全くなくて困る。
気温がほとんど変わらないだけでなく(最近ちょっと寒いけど・・)、
クリスマスも正月も普段と何一つ変わらないというから調子狂うわ。
クリスマスとかわざわざコロンボ上がって日本人だけでパーティやったからね。
正月もスリーパーダ(スリランカの富士山的な山)登って初日の出見る予定だからね。
日本にいたときは「なにがクリスマスだよ、へへっ」とか思ってたんだけど、
リアルにみんながシカト状態だと無性に寂しくなるもんですね。不覚。。
しばらく更新していなかったのは、書くのがめんどくさかったのと、
どうせ誰も見てないだろうという開き直りと、ネット回線が遅くてやっぱりめんどくさかったから。
出来れば写真とかたくさん載せて華やかなブログにしたいんだけど、
どうにも写真のアップロードとか時間がかかりすぎて・・ゆえに地味~なブログになってしまう。
まあ気が向いたら初日の出の画像くらいはアップしようかな。。
あと2010年総括とか、新年の抱負とか。
2010/11/14
#17 : マータラでグータラした話
先週末、マータラという南海岸沿いの町でサッカー部の交流試合がありました。サッカー部はスリランカ在住の日本人で構成されていて、協力隊関係者だけでなく現地企業の社員さんや社長(!)さんなど、なかなか豪勢なメンバーで構成されている一団です。
いつもは日曜日に首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテで練習しているんだけど、今回はサッカー隊員けーすけさんの赴任先マータラで遠征試合もとい小旅行を組むことになった。
ちなみにいまさらですけど、スリランカの首都の名前は世界一長いものらしい。
スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ。
少し前まではコロンボが首都だったのですが、近年になってコッテに移したため、以前としてほとんどの首都機能はコロンボに置かれている状態、つまり名前はインパクトあるけどそれ以外は実質何もないようなところです。しかもアルファベットにして23文字という長すぎる首都名、当然ながらフルネームで言われることはなく、ほとんどの人は省略して「コッテ」と呼んでいます。威厳なし。
そんな空気都市コッテの広いグラウンド(写真参照)でサッカー部は活動しています。
それはさておき、今回の活動場所はマータラという海岸沿いの海が綺麗な町です。私の任地キャンディからバスで行こうとすると、コロンボを経由して8時間くらいかな。移動だけで体力ゲージが半分くらい削り取られる気がします。
試合は地元のクラブチームとアーミーチームに一勝一敗でした。細かい試合内容には面倒なので触れません。日本チームはサッカー隊員はじめ経験者やサッカー歴40年のおっさんなどかなりレベル高いと思うのですが、相手も運動神経とガタイが半端じゃない猛者どもが揃っていたので、右に左に吹っ飛ばされまくって終了。今週一杯は筋肉痛を引きずりそうです。やっぱりフィジカルないとキツいなー。
宿泊はゲストハウスだったんですが、南のほう特にゴール近辺は金持ちっぽい観光客が多くて、リゾートが充実しているから羨ましい。ホテルのグレードもなんだか高めだし、食事もなかなか。任地に帰る足が重いのは疲労のせいだけではあるまい。
休日を全力でリフレッシュしたあとは、無理難題が山積みの山の町キャンディが待ち受けているのです。こっちはこっちでタフなゲームになりそうだ・・・
いつもは日曜日に首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテで練習しているんだけど、今回はサッカー隊員けーすけさんの赴任先マータラで遠征試合もとい小旅行を組むことになった。
ちなみにいまさらですけど、スリランカの首都の名前は世界一長いものらしい。
スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ。
少し前まではコロンボが首都だったのですが、近年になってコッテに移したため、以前としてほとんどの首都機能はコロンボに置かれている状態、つまり名前はインパクトあるけどそれ以外は実質何もないようなところです。しかもアルファベットにして23文字という長すぎる首都名、当然ながらフルネームで言われることはなく、ほとんどの人は省略して「コッテ」と呼んでいます。威厳なし。
そんな空気都市コッテの広いグラウンド(写真参照)でサッカー部は活動しています。
それはさておき、今回の活動場所はマータラという海岸沿いの海が綺麗な町です。私の任地キャンディからバスで行こうとすると、コロンボを経由して8時間くらいかな。移動だけで体力ゲージが半分くらい削り取られる気がします。
試合は地元のクラブチームとアーミーチームに一勝一敗でした。細かい試合内容には面倒なので触れません。日本チームはサッカー隊員はじめ経験者やサッカー歴40年のおっさんなどかなりレベル高いと思うのですが、相手も運動神経とガタイが半端じゃない猛者どもが揃っていたので、右に左に吹っ飛ばされまくって終了。今週一杯は筋肉痛を引きずりそうです。やっぱりフィジカルないとキツいなー。
宿泊はゲストハウスだったんですが、南のほう特にゴール近辺は金持ちっぽい観光客が多くて、リゾートが充実しているから羨ましい。ホテルのグレードもなんだか高めだし、食事もなかなか。任地に帰る足が重いのは疲労のせいだけではあるまい。
休日を全力でリフレッシュしたあとは、無理難題が山積みの山の町キャンディが待ち受けているのです。こっちはこっちでタフなゲームになりそうだ・・・
2010/11/10
#16 : 時の回廊
こっちに来てから初めて本格的に体調を崩した。最近少し涼しくなってきたから気をつけようと思っていた矢先でした。症状は普通の風邪に加えて、胸のあたりがズキズキ痛む。ちょっとこの痛みが怖かったので、念のため仕事は休むことにした。
これも初めてのこと。
朝一番に病院にいってみてもらったところ(といっても服の上から聴診器当てられただけだが)肺関係、ただの風邪、深刻なものではないということで、色々と薬もらってきました。
家に帰って薬飲んだらウトウトしてきたので、朝からゆっくり眠ることにした。体を横にすると胸の痛みが増すため、昨日からあまり熟睡できていなかったのだ。途中なんだか色んな(しかもグロそうな)夢を見た気がするが正午までなんとか爆睡。
そこに電話がかかってくる。
正直めんどくさいんで切ろうかと思ったけど、夢の内容が火葬場で生身の人間が焼かれるシーンにさしかかってたのと、電話の相手が数少ないシンハラ人の友達(♀)だったのでとりあえず出ることに。基本こっちの人の電話は世間話が大半で、余程ヒマなときでないと電話は切ってしまうのだ。案の定今回も風邪ひいただの週末どこいくかだの、とりとめのない世間話ばかりだったのだが、突然、
「来年、結婚することになったんだけど」
というまさかのカミングアウト
で、胸の痛み増幅(↗20%)
どうやら2年半くらい付き合った末の恋愛結婚らしい。いやあなた彼氏いないって言ってたでしょうがこの野郎。前に自身の結婚観についてやたら語っていたので不思議に思っていたんだが・・ちなみにまだ23歳。流石はこちらの伝統的家庭ですね。
なんか一人でボーっとしていると色々とセンチメンタルな物思いに耽ってしまいそうなので、ふと読みかけだった「ノルウェーの森」の下巻を読むことに、午後の時間を費やそうと決める。精神的な憂鬱を満たすには小説や映画を見るのが一番だし、この本はそんな午後に読み進めるにはうってつけの内容だと(少なくともその瞬間は)思ったからだ。
しばらく読んでなかったので上巻の内容を思い出しながら読まなくてはならなかったが、それでも物語の一番最初の部分はなんとなく覚えている。37歳の主人公が飛行機に乗っていて、そこでノルウェーの森の音楽が流れる。それを聞いた主人公が精神的に動揺し、自身が20歳前後だった過去を回想するといった流れだ。That's センチメンタリズム。
今年25歳になった自分としては、悩める主人公ワタナベ君にも、達観した生き方をする永沢さんにもあまり深く自分を重ね合わせることができなかったわけだけれど、なんとなく、この二人は物語の最後で再会しそうだな、なんて予想というか期待をしていた。
ところがあのラスト。救われねぇ
胸の痛み更に増幅(➚50%)
おそらく20代前後の自分であればあのラストの一節にはそれなりに感化されていたでしょうが、今の自分はあんな風に迷える青春を持っていないし、かといって永沢さんほどクールな生き方もできようがない。落ち着きどころとしては、あの二人が再会して終わってほしかったのだ。そしてそのラストシーンには主人公の取り巻き程度にしか扱われていない哀れな女性陣は一切登場しない。一生青春の袋小路から抜け出せないのだろうか・・あの青年は。
こちらに来てから、少し自分の考える時間が増えたのか、色々なことを回想します。
そのなかで、何回もリピートされるシーンもあれば、まったくされないものもある。
興味深いのは何回もリピートされるシーンの大半は、到底記憶に残らないはずだった些細な出来事だったりすることです。そしてまったくリピートされないものの中には、あの小説のノルウェーの森のように、あるきっかけで突然思い出すものがあって、それがものすごく大切なもののように思います。
ここでの生活は新鮮さと自由さが相まって、大学生活に近い感覚を覚えます。なのでここではなるべく「どうでもいい出会い」を繰り返そうかと思っています。
主人公はいつか永沢さんと再会したとき、どんな表情でそれを向かえるのでしょうか。ある種対局である種似た者同士の彼らの再会こそ、物語の終着点にふさわしい。彼の彷徨える魂の終着点にふさわしい。自分もそんな出会い、というか再会をしてみたい気がします。
嗚呼、胸の痛みはまだまだ続きそうです。
これも初めてのこと。
朝一番に病院にいってみてもらったところ(といっても服の上から聴診器当てられただけだが)肺関係、ただの風邪、深刻なものではないということで、色々と薬もらってきました。
家に帰って薬飲んだらウトウトしてきたので、朝からゆっくり眠ることにした。体を横にすると胸の痛みが増すため、昨日からあまり熟睡できていなかったのだ。途中なんだか色んな(しかもグロそうな)夢を見た気がするが正午までなんとか爆睡。
そこに電話がかかってくる。
正直めんどくさいんで切ろうかと思ったけど、夢の内容が火葬場で生身の人間が焼かれるシーンにさしかかってたのと、電話の相手が数少ないシンハラ人の友達(♀)だったのでとりあえず出ることに。基本こっちの人の電話は世間話が大半で、余程ヒマなときでないと電話は切ってしまうのだ。案の定今回も風邪ひいただの週末どこいくかだの、とりとめのない世間話ばかりだったのだが、突然、
「来年、結婚することになったんだけど」
というまさかのカミングアウト
で、胸の痛み増幅(↗20%)
どうやら2年半くらい付き合った末の恋愛結婚らしい。
なんか一人でボーっとしていると色々とセンチメンタルな物思いに耽ってしまいそうなので、ふと読みかけだった「ノルウェーの森」の下巻を読むことに、午後の時間を費やそうと決める。精神的な憂鬱を満たすには小説や映画を見るのが一番だし、この本はそんな午後に読み進めるにはうってつけの内容だと(少なくともその瞬間は)思ったからだ。
しばらく読んでなかったので上巻の内容を思い出しながら読まなくてはならなかったが、それでも物語の一番最初の部分はなんとなく覚えている。37歳の主人公が飛行機に乗っていて、そこでノルウェーの森の音楽が流れる。それを聞いた主人公が精神的に動揺し、自身が20歳前後だった過去を回想するといった流れだ。That's センチメンタリズム。
今年25歳になった自分としては、悩める主人公ワタナベ君にも、達観した生き方をする永沢さんにもあまり深く自分を重ね合わせることができなかったわけだけれど、なんとなく、この二人は物語の最後で再会しそうだな、なんて予想というか期待をしていた。
ところがあのラスト。救われねぇ
胸の痛み更に増幅(➚50%)
おそらく20代前後の自分であればあのラストの一節にはそれなりに感化されていたでしょうが、今の自分はあんな風に迷える青春を持っていないし、かといって永沢さんほどクールな生き方もできようがない。落ち着きどころとしては、あの二人が再会して終わってほしかったのだ。そしてそのラストシーンには主人公の取り巻き程度にしか扱われていない哀れな女性陣は一切登場しない。一生青春の袋小路から抜け出せないのだろうか・・あの青年は。
こちらに来てから、少し自分の考える時間が増えたのか、色々なことを回想します。
そのなかで、何回もリピートされるシーンもあれば、まったくされないものもある。
興味深いのは何回もリピートされるシーンの大半は、到底記憶に残らないはずだった些細な出来事だったりすることです。そしてまったくリピートされないものの中には、あの小説のノルウェーの森のように、あるきっかけで突然思い出すものがあって、それがものすごく大切なもののように思います。
ここでの生活は新鮮さと自由さが相まって、大学生活に近い感覚を覚えます。なのでここではなるべく「どうでもいい出会い」を繰り返そうかと思っています。
主人公はいつか永沢さんと再会したとき、どんな表情でそれを向かえるのでしょうか。ある種対局である種似た者同士の彼らの再会こそ、物語の終着点にふさわしい。彼の彷徨える魂の終着点にふさわしい。自分もそんな出会い、というか再会をしてみたい気がします。
嗚呼、胸の痛みはまだまだ続きそうです。
2010/10/31
Progress Report #3 : 一筋縄じゃいかない
先月あたりから少しずつフィールドワークに行けるようになりました。
現時点で気になっている産品=訳あり産品は、銀細工、トマト、山羊など。特に銀細工については既に職人グループのコミュニティが形成されているとのことなので、生産者側にアプローチしやすそうです。逆にトマトなどはたしかに生産は盛んなようですが、生産者をどう絞っていくのかわからない。これはもう巡り合わせですね。
いっぽう山羊については配属先のプロジェクトで家畜や畜舎を安価にて提供しているので、それに付随して付加価値を高めるアイデアがほしいという要求が出ています。正直なところ家畜を使ってなにかやるのは品質管理の難しさから慎重に考えたかったのですが、配属先のプロジェクトだし畜産農家にアクセスしやすいという利点もあったので、とりあえず近場を中心に見て回ることに。
畜産農家はオフィスから歩いて行ける範囲だけでも山羊2件、牛2件あります。バスやスリーウィール(三輪車)を使えばそこらじゅうにあります。それだけ継続して行われているプロジェクトということでしょう。
牛についてはミルクをとってミルクセンターに売っているそうです。まあ「当たり前じゃん」と思うかも知れませんが、ミルクセンターがあるというのはとても大きい。山羊は牛に比べて乳量が少ないし、ミルクセンターみたいに製品加工できる施設も近場にないので、いまのところ付加価値の付けようがないのです。そのため、この山羊を「なんとかしてほしい」というのが先方からの要請です。まあ無茶振り入りましたーって感じですが。
配属先プロジェクトの概要は、家畜を提供して、育ててもらい、仔山羊ができたらそれを二匹つがいにしてまた別の家庭に提供する。それ以降に生まれた分は自由に売ったりしていいですよ、ということらしい。山羊を売れば牛を買うことができるから、そうすればミルクを取ってそこそこ継続的な収入が得られるという青写真。
農家さんへの突撃インタビューによりそういう基本的な事情は聞けたわけですが、さてこちらからの情報提供となると、一人で回っていては何も進展しそうにない。そこで同ユニットの食品加工隊員K氏の助け船を借りて再度アタックしてみることにしました。この方は以前畜産の仕事をしていたということで、飼育環境などはまさに専門分野。なんという適材適所。家畜を見るや否や「こいつ、のど渇いてる」といって水を飲ませ始めたのは流石でした。
さて、飼育環境については本当に色々な指摘をしてもらい、それをまとめて指導していけば家畜の品質向上には寄与できるかもしれない。ただし乳製品の加工となると品質管理が難しそうというのは同意見。管理するのはランカ人になりますので。どの要請でもそうですが、うちらに任されるのは「ここにこういう問題があるから、なんとかしてほしい」という半分無茶振りみたいなのがほとんどです。あんまり過剰に期待させても悪いので、これくらいは出来るけど・・っていう線引きがお互いにとって大事。
とにかく、見に行って分かった山羊農家の問題点としては
・飼っていても収入にならない
・飼育環境が悪い。プロジェクトで畜舎の材料等を提供してもその通りに作らない。
・仔山羊が生まれても売らない(そもそも売りたくないらしい)
それって・・要するに、ただ飼っているだけなんじゃ・・
という疑問もよぎりますが、なんとかしてくれと言われてるので、現状可能である飼育環境改善から入っていくのセオリーかな。フィールドを周るようになってから急に周りが「目に見える成果」を求め始めたのですが、当初の予想通り、家畜というテーマで一村一品を攻めるのはたぶん無理ってか危険。早くも期待と現実に差が生じ始めています。
まあKさんが飼育指導している間、聞いていたのはうちらとオフィサーだけでしたから。当の農家さんはお金をくれないとわかった途端に風呂入りにいってしまいましたから。
理想論を言えば彼らと信頼関係を結ぶのが一つの「仕込み」になるんでしょうけど、文字通り、一筋縄じゃいかないみたいですね。
現時点で気になっている産品=訳あり産品は、銀細工、トマト、山羊など。特に銀細工については既に職人グループのコミュニティが形成されているとのことなので、生産者側にアプローチしやすそうです。逆にトマトなどはたしかに生産は盛んなようですが、生産者をどう絞っていくのかわからない。これはもう巡り合わせですね。
いっぽう山羊については配属先のプロジェクトで家畜や畜舎を安価にて提供しているので、それに付随して付加価値を高めるアイデアがほしいという要求が出ています。正直なところ家畜を使ってなにかやるのは品質管理の難しさから慎重に考えたかったのですが、配属先のプロジェクトだし畜産農家にアクセスしやすいという利点もあったので、とりあえず近場を中心に見て回ることに。
畜産農家はオフィスから歩いて行ける範囲だけでも山羊2件、牛2件あります。バスやスリーウィール(三輪車)を使えばそこらじゅうにあります。それだけ継続して行われているプロジェクトということでしょう。
牛についてはミルクをとってミルクセンターに売っているそうです。まあ「当たり前じゃん」と思うかも知れませんが、ミルクセンターがあるというのはとても大きい。山羊は牛に比べて乳量が少ないし、ミルクセンターみたいに製品加工できる施設も近場にないので、いまのところ付加価値の付けようがないのです。そのため、この山羊を「なんとかしてほしい」というのが先方からの要請です。まあ無茶振り入りましたーって感じですが。
配属先プロジェクトの概要は、家畜を提供して、育ててもらい、仔山羊ができたらそれを二匹つがいにしてまた別の家庭に提供する。それ以降に生まれた分は自由に売ったりしていいですよ、ということらしい。山羊を売れば牛を買うことができるから、そうすればミルクを取ってそこそこ継続的な収入が得られるという青写真。
農家さんへの突撃インタビューによりそういう基本的な事情は聞けたわけですが、さてこちらからの情報提供となると、一人で回っていては何も進展しそうにない。そこで同ユニットの食品加工隊員K氏の助け船を借りて再度アタックしてみることにしました。この方は以前畜産の仕事をしていたということで、飼育環境などはまさに専門分野。なんという適材適所。家畜を見るや否や「こいつ、のど渇いてる」といって水を飲ませ始めたのは流石でした。
さて、飼育環境については本当に色々な指摘をしてもらい、それをまとめて指導していけば家畜の品質向上には寄与できるかもしれない。ただし乳製品の加工となると品質管理が難しそうというのは同意見。管理するのはランカ人になりますので。どの要請でもそうですが、うちらに任されるのは「ここにこういう問題があるから、なんとかしてほしい」という半分無茶振りみたいなのがほとんどです。あんまり過剰に期待させても悪いので、これくらいは出来るけど・・っていう線引きがお互いにとって大事。
とにかく、見に行って分かった山羊農家の問題点としては
・飼っていても収入にならない
・飼育環境が悪い。プロジェクトで畜舎の材料等を提供してもその通りに作らない。
・仔山羊が生まれても売らない(そもそも売りたくないらしい)
それって・・要するに、ただ飼っているだけなんじゃ・・
という疑問もよぎりますが、なんとかしてくれと言われてるので、現状可能である飼育環境改善から入っていくのセオリーかな。フィールドを周るようになってから急に周りが「目に見える成果」を求め始めたのですが、当初の予想通り、家畜というテーマで一村一品を攻めるのはたぶん無理ってか危険。早くも期待と現実に差が生じ始めています。
まあKさんが飼育指導している間、聞いていたのはうちらとオフィサーだけでしたから。当の農家さんはお金をくれないとわかった途端に風呂入りにいってしまいましたから。
理想論を言えば彼らと信頼関係を結ぶのが一つの「仕込み」になるんでしょうけど、文字通り、一筋縄じゃいかないみたいですね。
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