2011/07/02

毎日が森林浴。朝日のシャワーで目が覚める素敵な生活はいかがですか。

普段ここにスリランカでの不満とかを書き連ねていると、
「暗い」とか「根暗」とか「根がダーク」とか色々言われてしまうので、
たまにはスリランカ人について感心することを書いておこうと思います。

たまには、といったけれど実は私は普段からスリランカ人をリスペクトして止まないのだ(棒読み)。
日本人が失ってしまった能力というか、才能みたいなものを、田舎の生活では特に強く感じます。
最近は都会化した若者がショボイ日本人レベルに落ちぶれていくのを見て少し悲しくなります。。
そんな感じでディスリスペクト・スリランカ(第1弾) どどーん。


スリランカ人は朝起きるのがとても早い。少なくとも田舎は。
老若男女ともに大体みんな5時過ぎくらいに起きている。特になにもすることがなくても起きている。
こちらの人は寝るのも早いので、結構健康的な生活をしている。

それだけならただの朝型じゃん、と言われてしまいそうですが。
稀になにかしら夜通しイベントや仏教行事などで寝るのが遅くなることも当然あるわけです。
そんな時にも、彼らはほぼいつも通りの時間に起きます。
これが出来る日本人はなかなかいないでしょう。

一方自分はといえば、日本人のなかでも人生寝て過ごす割合が非常に高い人間です。
目覚ましは起床時間の一時間前(2度寝用)。
オフィスでも寝る。バス待ちで寝る。仏教行事中に寝る。

まあ特に寝不足ってわけじゃないんですが、任地は日射しが気持ちいいですし、
起きてても別にいいことないし的な発想です。本当にダメ人間ですね。はい。

加えて所構わず省電力状態(スリープモード:すばやく作業を再開できる)に突入できるのは、
たぶん日本という戦場で培った「寝れるときに寝ておけ」という教訓の賜物なんでしょう。
バスの中で手すりにつかまって寝ていたらランカ人に驚かれました。
病気だと勘違いされて席ゆずってくれました。ごめんなさい。


嗚呼、こんな自分のダメ人間っぷりはどこから始まったのだろう。。
思い返せば受験生の頃、叩き起こされるギリギリまで寝てて、3限目くらいに学校行って、
お昼食べたら眠くなって、午後の授業は寝ていたような気がします。
そしたらいつの間にか睡眠学習という特技が身についていました。


そんな自分だから余計に気になるんですが、
スリランカ人は睡眠時間が短くてもあまり辛さを感じないんでしょうか。
「昨日何時に寝たの??」「2時くらい」
「今日何時に起きたの?」「5時半。」とかサラっと言ってのける辺りがにくいです。
変に睡眠不足を自慢したりもしません。誇張もたぶん無しです。とても爽やか。
自分も2時に寝て5時半に起きたことはありましたが、起きたら夕日が沈んでて気分も沈みました。


とまあ色々書き連ねてみましたが、こんなことを考えていたのには理由がありまして。
実は今日初めてスリランカで寝坊をしてしまって、オフィスに遅刻したからなんですよね。
朝5時半くらいに誰かからモーニングSMSが来ていたんですが、
返信しようと携帯を握りしめたまま、魂が日本に里帰りをしてしまいました。

日本-スリランカ 心の旅 往復3時間。楽しかったな~
ほんとに寝坊なんて久しぶりです。気合い入れていこう。

と書いたところでもう寝ます。おやすみ。

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