2011/11/15

湿っぽいのは苦手です。

前にやっと雨季に入ったなんて話をしましたが、
もう雨が降らなくなったというか、また日射しが暑いです。

山の天気なので、こういう時期は結構温度の変化があったりして
そういう時期に多いのが・・そう。お葬式。

今月に入ってからうちの近所で立て続けに2件ありました。
そして今日の通勤途中、オフィスの同僚から
「あなたの友達、いなくなっちゃったね。フフっ」

えっなんすかその「フフっ」は。怖いし。てか誰の事?
って混乱していると「あら?まだ聞いてなかった。ゴメンね~」って去っていきやがった・・

半信半疑な心持ちのままオフィスにつくと、オフィサーが「葬式行くぞ!!」ってテンションだったので
ここで初めて事情を知る。亡くなったのは、配属先のフィールド職員の一人でした。
そしてその人の担当フィールドは、自分がメインで活動している「銀細工の村」だったので、
お友達っていうのはそういうことね。
先週に配属先のイベントで会って話したばっかりだったのにね。

突然亡くなられた原因は、なんとデング熱でした。
火曜日あたりに体調を崩し、自宅で療養していたのですが
それから急激に悪化して土曜日に亡くなられたそうです。享年48歳。
平均寿命が72歳と結構高いこの国では、まだまだ若いほうです。

直接関わりの多かった人が亡くなったのは初めてでしたが、
それと同時にデングで亡くなったという点も考えさせられます。
赴任してもう一年半近くになりますが、その間に少し油断というか、
「デングはきちんと対処していれば大丈夫」という考えが自分のなかに出来てしまっていた気がします。
しかし、裏を返せば「適切な対処ができなければ命に関わる」ということなんですよね。
今日お葬式で亡くなった方を見てきましたが、顔が腫れ、黒ずみ、別人のようでした。
おそらくは苦しんで亡くなられたのだろうと思います。

こういうことをあまり詳しく書くのは良くないことかもしれません。
しかし自分への自戒と、これを読んだ皆さんも、気をつけてということで。
明日もオフィスの人たちと一緒にお葬式に行ってきます。

「お葬式なので仕事ができません」「停電で仕事が・・」「雨で(以下略
ランカ人の言い訳が理解できるようになってきた今日この頃です。

3 comments:

  1. 雨季に入ると蚊が増えるから気をつけないとね。
    出血熱になったらほんとにやばいからね。

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  2. それは悲しいね…
    デングに効く薬はないんだよね。お互い気をつけようね。
    ご冥福を祈ります。

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  3. >Itouくん
    出血熱はマジでやばいですね。
    普段から体力を落とさないように、無理をしないことが一番の対処法だよね。

    >・・・
    危険を感じたらまずパナドールと病院チェック。
    うちらは医療費とかの心配が少ない分、安全策を取るように心掛けないとね。

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